30年余り続いた「平成」時代がいよいよ幕を下ろし、憲政史上はじめて天皇の退位に伴う改元をうけて、4月1日新元号が「令和」と発表されました。新たに始まる時代へ慶祝ムードと、明るい未来を期待させる歴史的な転換期を迎えています。

　一方、戦後最長を更新するとされるアベノミクスによる景気拡大期も、中国経済の成長率減速や先行きの不透明な世界経済の影響により、景気の回復基調が下方修正を余儀なくされました。こうした中、深刻化する地方の人口減少、超高齢化という大きな課題に対し、地域社会においては持続的に経済成長をするための地域創生に向けた取り組みが求められています。

このような時にこそ、地域社会を築いてきた商工会の価値、存在意義を再確認し、「ふくやま夢花火」を地域が誇る創生事業の礎と位置づけ成功に導き、地域との連携をより深めていかなければなりません。各事業を通して、なお一層部員増強に力を入れ、地域社会の未来を担う我々商工会青年部が牽引役となってこの転換期を乗り越えていけるよう、事業を展開していきます。

令和５年度　富久山町商工会青年部部長　渡邊　将昭